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前回、「行けないままに閉店してしまった京都の喫茶店」ということで、
『エルベ』のマッチをご紹介しました。

こちらは閉店してはいないのですが、昔の佇まいを失くしてしまった喫茶店ということで、
私の中では、やはり、「行けないままに閉店してしまった京都の喫茶店」のひとつなのです。
(建物は建て替えられていません)

  静 香 の、マッチ。

静香 
(採取年不明、頂き物)

関西方面の古いマッチをまとめて頂いた中からこのマッチをみつけた時は、
「かわいい!…え?静香?まさか、あの『静香』?」と、目を疑いました。
行きたいと思いながら、行けずじまいだったあの『静香』。

近年、ママさんの身内の方がリノベーションして営業を再開されたとのことですが、
正直リノベーションした外観の画像を見て、愕然としました。
何故、窓枠を赤く塗る必要が…。
内部はどうなのか、検索してもいまいちわかりませんが…。

まぁ、以前の『静香』の時にさっさと行かなかった私が悪いんだし、
たとえ行ったとしても遠くに住む身としては、何度も通えなかったでしょうから、
とやかく言える立場ではないのですが、
リノベーションの難しさを感じた次第です。

閉店してしまった喫茶店が、その姿を失くしてしまい、
長い時間を積み重ねた得難い空間が無くなってしまうよりは、
多少形を変えても残ってくれるのは有難いことだとは思うのだけど。
上野の某リノベ喫茶店のように、器(建物)は昔の儘でも、
中に漂う空気感は、ごっそり入れ替わってしまっているのを感じるのはつらい。

静香 ②
かわいいフォントだなぁ。
「静香」は、お店の初代ママさんのお名前だそうです。

静香 ③

なんとなく、テンプレかな?と思いつつ、コーヒーやさんらしい佳いイラストですね。
看板に描かれているのと同じイラストのようです。理想的ですね。
静香 ①
周りを四角くぐるっと、「COFFEE」の文字が並んでいます。





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行けないままに閉店してしまった喫茶店が、京都にもいくつかあります。
ここもそのひとつ。

 木屋町にあった エルベ の、マッチ。

エルベ ①
(採取年不明、ひと山マッチより)

エルベ ②

エルベ ③

『エルベ』は昭和35年頃の創業だったそうです。
そういえば昭和のケーキ屋さんの包装紙ってこういうオリエンタルな感じのが多かった気がする。
(京都の『村上開新堂』さんとか)

ちなみに私は、一度ここの前を通った時に、
「次回は絶対ここに入る!」と思いながらその日は通り過ぎたのですが、
何故か場所を南座の裏辺りと勘違いしていて、訪店出来ぬまま、
風の噂に閉店したと知りました。
古き佳き京都の、いえ、昭和の佇まいを残す店構えでした。
食べログが未だ「掲載保留」のままなのが、いっそう寂しい…。




前回の「マッチのようなもの」シリーズで、ちらっとご紹介したので、
この機会にちゃんと記事としてUPしておこうと思います。

  京都の喫茶好きなら一度は訪れているはず イノダコーヒ の、マッチ。

イノダコーヒー ①
(採取年不明、ひと山マッチより)

ずいぶん前に、ひと山で採取していたのですが、ご紹介するタイミングを逃していました。
マッチはかなり前から置いていなかったらしいので、昭和の物なのは間違いないと思います。

イノダコーヒー ②

このイノダマーク、大好きで、グッズも揃えたくなります。
イノダってグッズが充実してるし灰皿も作ってるんだから、マッチも作って売ればいいのにな。

イノダコーヒー ③
ちなみに、『イノダコーヒー』ではなく、『イノダコーヒ』ですのでお間違いなく。


初めてイノダを訪れたのはたぶん昭和56年。(生まれてない方、スルーして下さい)
姉と京都旅行した時だったなぁ…あの時のわくわくは忘れられない。
その後も何度か訪店したけど、いつも京都町歩きの途中なので午後の訪店でした。
「京都の朝は、イノダコーヒの香りから」 というキャッチのように、
いつかここでモーニングを食べたい!という夢を実現したのが2007年。
近くのホテルに泊まり、イノダで朝のひと時を過ごしました。
その時のスナップがこちら↓

イノダコーヒー ④

奥にお庭とテラス席があるところや、入り組んだ建物の作りも、イノダの魅力のひとつ。

イノダコーヒー ⑤
あと、赤いタータンチェックのテーブルクロスも欠かせない。

この時は、「そうそう、このテラス、この別棟、このトイレに行く露地みたいな通路とオウムの鳥かご…」
などと懐かしみながらイノダでの朝を満喫し、グッズなどを買い求め恙なく帰ったのですが、
その後、この建物は再建した建物で、イノダが1999年に火災で全焼していたことを知り愕然とする。
(オウムは助けられて生き残った子だそうです。よかったね…)

震災前に関西に数年住んでいたこともあり、火災前のイノダには何度も行っているのに、
この火災後新築され8年経っていたイノダに行った時、全くそれに気が付かなかった!
というほど、元来の建物の作りや雰囲気をそのまま踏襲して再建されていたということか、
または私がよほど抜けているのか…。(火事の事も知らなかったし)
イノダの魅力を、イノダ自身がよくわかっているからこそなんだろうな、と、ほっとしました。
(そういえば浅草の『並木藪』もほとんど昔の建物と寸分変わらず再建していたなぁ)

周りにはマンションなどが建ち並んでしまいましたが、ここの空気は変わらない。
イノダコーヒー ⑥

本館と別館の間にある通路に嵌められていたプレートに、「2000」の文字が。
イノダコーヒー ⑦
今思うと再建した時の年号が刻まれていたんですね。
この写真を撮った時に全く疑問に思わなかった自分って…どんだけ…。

欄間のステンドグラスはコーヒーの実。
イノダコーヒー ⑧

これがイノダのモーニング!一流ホテルのブレックファースト並み、いやそれ以上の満足感です。
イノダコーヒー ⑨

行くと必ず買うのがこの布巾。お土産にも便利です。
イノダコーヒー ⑩
我が家のコーヒーの缶は、未だにイノダの赤缶と緑缶を使っています(中身は違うけど)。
今では東京にも支店が有るし、百貨店の京都展などでもケーキやグッズを売ってたりするけど、
やっぱりイノダは京都に行って、この雰囲気を味わいたい。
そろそろ京都日帰り旅でも計画しようかな。


 イノダコーヒ
    http://www.inoda-coffee.co.jp/index.html






京都が大好きで、前はちょくちょく遊びに行ってました。
今は、手のかかるの下僕として働いていますので、
なかなか行けません・・・(涙)。

京都は、素敵な喫茶店も多いから、行くたびにあちこち入りたくなるんですが、
ここはリピート率高いかも・・・。

平安神宮の近くの、六盛茶庭 の、マッチ。

六盛茶庭 表
(採取年:1990年前半頃)

手のひらにすっぽり入りそうな大きさ。
1円玉で、スケールを感じ取ってください。

六盛茶庭 スケール

この大きさのマッチって、好きだなぁ。


六盛茶庭 裏

ちなみに、ここの近くにある京都で有名な料理屋さんの、
『六盛』さんが出したスフレのお店です。
(『六盛』さんのマッチはこちら
『六盛茶庭』は、平成27年10月~、『六盛』内の「スフレ・カフェ・コーナー茶庭」に移転したそうです。
移転後は行ったことありませんが、前のお店、なかなか趣があって良かったのになぁ…。

アツアツのスフレ、美味しいですよ~。
あ~、京都行きたい・・・。

六盛茶庭 開けたとこ

軸が黒ってとこもオシャレですね。


2008年(移転前)に訪問した時の写真です。
六盛茶庭 スフレ
あつあつスフレです。

※移転前の店舗
六盛茶庭 外観

六盛茶庭 入り口
入り口入ると店内に池や植栽が有り、京都らしい佳い雰囲気のお店でした。


六盛茶庭
 平成27年10月~、『六盛』内「スフレ・カフェコーナー茶庭」に移転して営業中。
 HP⇒http://www.rokusei.co.jp/satei/index.html