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誰でも子供の時の思い出の中に、
自分の住んでいた地元のケーキ屋さんが一軒はあるのではないでしょうか?
お誕生日やクリスマスにはそこで丸い(ホール)ケーキを買ってもらう。
お誕生日のローソクは年の数、ピンクや緑のネジネジ模様のローソク。
クリスマスケーキにはサンタとバンビのキャンドル、そして雪を被ったモミの木。
懐かしのバタークリーム。

あ、これは昭和30~40年代の年齢層限定かな?

東京だと最近は、銀座とか新宿とかの百貨店のデパ地下にあるケーキ屋さんを使うことが多いけど、
駅前に必ず一軒は、小さな地元のケーキ屋さんが以前はあったはず。

このマッチを見て、そんなことを思い出しました。

ヒサモト の、マッチ。

ヒサモト ①
(採取年不明、ひと山マッチより)

なにかクリスマスらしいマッチを…と思い出して引っ張り出してきました。
クリスマス時期に作ったと思われるマッチ。
イラストはもちろんクリスマスケーキですね。

側面には、渋谷、三軒茶屋、自由が丘など、沢山の店舗が。
ヒサモト ③
なんと、OX経堂にも!
OX経堂は最近新しいビルに建て替わったのですが建て替え前からよく行ってました。
でも私が行った頃はもうケーキ屋さんは入ってなかったような…。
サーティワンとパン屋さん(HOKUO)は覚えてるけど…。

検索してみたら、
三軒茶屋店の店長さんの従兄弟に当たる方が書かれたブログがあり、
『ヒサモト』のことが書かれていました。

創業は昭和15年で、初代はなんと日本洋菓子協会の初代会長を勤められていたそうで、
東急グループによる東急田園都市計画に賛同して、東急沿線に店舗を広げ成功されたのだそうです。
このマッチはその頃のものなのでしょう。
きっと当時の年代の方には懐かしい、思い出のケーキ屋さんなのでしょうね。

その後店舗は三軒茶屋店のみになり、三代目はなんと三十代の若さで亡くなり、
そのために『ヒサモト』は閉店してしまったようです。

検索していたら、「美味しいケーキ屋さんだったのに残念」という書き込みが散見され、
地元に愛されたいいケーキ屋さんだったんだなーと、しみじみ感じました。
クリスマスに何気なく取り出したマッチにこんなストーリーが見えてくるとは。
まるで、『マッチ売りの少女』の物語のようではないですか。
やっぱりマッチっていいな…。

Merry Christmas!!

ヒサモト ②



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