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六本木の喧騒の裏道にこんな喫茶店がまだ残されていることが奇跡のようです。

 1972年創業の喫茶店 カファ ブンナ の、マッチ。

カファブンナ ①
(採取年月:2015年4月)

反対側は同デザインで色反転のコーヒー色。
カファブンナ ②

優しそうなマスターが店の奥の棚の上から引っ張り出してきてくれたマッチ。

  「30年以上前のものなので、電話番号が三ケタだからね」

昭和の時代から生き残っていてくれたのですね、有難い!

しかも黒軸マッチ!
カファブンナ ③


松樹新平デザインと聞くと暗そうな店内を想像しがちですが、
入口のテラス風席の窓が広々と開け放たれていて、明るい雰囲気。
カファブンナ ④
マンション入り口の階段を昇って左側にあります。残念ながら外壁補修中で足場が…。

カファブンナ ⑤
カファブンナ ⑥


 カファ ブンナ
    東京都港区六本木7-17-20 明泉ビル二階



<2016.9.5 追記>


もう結構前になりますが、久しぶりに入手したひと山マッチから、
『カファブンナ』 の別バージョンマッチを発掘しました!

カファブンナ② ②

カファブンナ② ①
(採取年不明、ひと山マッチより)

なーんだ、変わってないじゃない…と言われそうですね。
たしかにデザインは全く同じですが、実はサイズが違うのです。

並べて見ると、一目瞭然。
カファブンナ② ⑤
カファブンナ② ④
右の大きい方が、去年お店で頂いてきたものです。
だからと言ってそちらが最新と言い切れないのが、マッチ道の深いところ。
普通、 大きいマッチ→普通サイズへ→ブックマッチに…という流れのような気がするのでね。

ちみにに大きさ以外には、側面の色も違いました。
大きい方の側面は茶色でしたが、小さい方は白。
カファブンナ② ③

微妙に紙質が違いますが、マッチ棒は白い頭薬に黒軸と変わらず。
カファブンナ② ⑥

デザインを変えずに踏襲しているのは、きっとマスターお気に入りのデザインなのでしょう。
納得の佇まいです。










今年の初詣は赤坂の日枝神社に行きました。

日枝神社②
日枝神社は、「狛犬」 ならぬ 「狛猿」 です。

お参りを済ませてふと見ると、境内にお休み処が。
レストラン兼喫茶スペースの『山王茶寮』というお店でしたが、経営は『つきじ植むら』。

ということで今回は、つきじ植むら 山王茶寮 の、マッチ。

<表>
つきじ植むら ①
(採取年月:2013年1月)

表~裏へと、鮮やかな水色に、
『つきじ植むら』のものなのか、かたばみ紋が描かれています。

<裏>
つきじ植むら ②
つきじ植むら ③

和食屋さんらしい和紙使いで、ちょっと薄めのところがいいですね。


日枝神社にて、冬の桜。
日枝神社の桜①




 つきじ植むら 山王茶寮
    東京都千代田区 永田町 2-10-5 日枝あかさか内
    http://tukijiuemura.cubo-plus.jp/shoplist/sannou-saryou



<2017.5.25 追記>

さて、本記事は『つきじ植むら 山王茶寮』のマッチとしてご紹介したものの、
結局のところ、経営本体である『つきじ植むら』のマッチなわけですが、
ひと山マッチの中に、色違いの『つきじ植むら』マッチがありましたので追記しておきますね。

つきじ植むら② ①
(採取年不明、ひと山マッチより)

デザインは全く同じで、色違いです。
つきじ植むら② ②
つきじ植むら② ③

但し、側面の幅(マッチの厚み)が若干違い、「新宿センタービル53階」と書いてありました。
つきじ植むら② ④

新宿センタービルには現在は『つきじ植むら』店舗は無いのですが、
「新宿センタービル」のWikipediaに、
「新宿センタービル」公式サイトによる「53階レストラン街閉店のお知らせ」というリンク(2016年4月)が
記載されていたので(現在はリンク期限が切れていました)、その時に撤退したのかも知れません。
(あくまで推測です)






もっと早く、この店に出会いたかった・・・・。

この6月20日に、48年間の幕を閉じる 貴奈 の、マッチ。

<表>
貴奈 ①
(採取年:2011年6月)

名前の由来を聞いてくるのを忘れた。

すごく丁寧に接客して下さって (たぶんそれは48年間変わらず)、
さらに、閉店と聞いて初めて駆けつけたという私のような客にも丁寧に、
お店のお話をしてくれたり、快く撮影をOKしてくれたり、
そのうえ店内を案内してくれて、
いいアングルまで教えてくれたウェイターさん。


私の質問にも丁寧に相手をしてくださったので、
店名の由来も、きっと丁寧に教えて下さったに違いないのに。

<裏>
貴奈 ②

席に置いてあったマッチを手にとって眺めていたら、
「お持ちになるのでしたら、すぐ新しいのを持って参ります」と、
新しいマッチとコースターを、人数分持ってきてくださった。

貴奈のマッチと灰皿

この店は、席の灰皿の上にマッチが常備されている。
もちろん喫煙者のためでもあるけれど、
テーブルの上に常備の白いロウソクに火を点けるためでもある。

オーダーが決まったら、このロウソクに火を灯す。
すると、またたく間にウェイターさんがやってきます。

テーブル上のローソク

もちろん、ローソクに火を点けてみました。

貴奈のローソク

「ご用の節は白いロウソクに灯りをつけて下さい 貴奈」
と、書いてあります。

貴奈 ③

喫茶店のマッチは、喫煙者のためだけのものじゃない・・・と、
いつも思っていますが、
まさか、こんな使い方があるとは。

嬉しくなるとともに、このお店があと9日でなくなってしまうことに、
いっそう寂しさを感じます。

貴奈 ④

コーヒーKINA
丸い照明①

貴奈 花の照明の席
貴奈 閉店のお知らせ
貴奈 花の照明①正面

 貴奈
    東京都港区六本木3-13-12
    http://www.kina-roppongi.com/
kinamap.jpg
(貴奈HPより)




つい先日閉館した、赤坂プリンスホテル新館にあった、

PARLOR  Fountain Terrace の、マッチ。

<表>
Fountain Terrace 表
(採取年:1990年代)

赤プリといえば、バブル時代の象徴というイメージですが、
まさにその頃、
私にとっては赤プリ=政治家のパーティー。
もちろん、「うまいもん食いに連れてってやる」と言われて、
ついていっただけですが・・・・。

<裏>
Fountain Terrace 裏

裏には、赤プリの外観が。
クリスマスには、客室の窓の灯りでクリスマスツリーが灯されたことも。

<開けたとこ>
Fountain Terrace 開けたとこ

開けてみると、優しいピンク色。
バブリーな時代の若者達の憧れのホテルだったのが、
ふんわり思い出されるような。

Fountain Terrace 外側

閉館後、今は震災被災者の避難所に提供されているのは、
たとえ一時期だとしても、
このホテルの第二の人生として、喜ばしい気持ちがします。